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シルバーリングの石交換
こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。
本日も修理のご紹介です。
今回はお客様がお持ちのリングについている石が割れたので、石交換のご紹介です。
もともとついていた石は割れてなくなったので、
新たに用意した石を使います。
用意した石に合わせて枠（フクリン留め）を1から作ります。
まず、石の大きさが元と若干、大きさが違うものだったので、
元の石枠を切り取り、新しくつける枠が
きれいにつけられるようにリングの石留目部分を平面に削り、
石に合わせて枠を制作します。
石留めは留める石にぴったり合わせて制作しないと
のちのち石が取れたり、外れないけどグラグラ揺れたり
隙間に汚れが入って石の輝きを損ねてしまう なんてトラブルが出てきます。
石枠の大きさは石付きのジュエリーにとっては重要な部分なので
シビアに微調整をしてなるべくぴったりになるようにします。
枠ができたので仮留めし、溶接作業まで進みました。
ここから石留めの前準備をします。
石の入る場所に模様があり、
石から透けて見える構造のものなので
石留め前に中部分の仕上げと柄に燻し（いぶし）をいれて
完成までやります。
ここから一気に全体を仕上げて完成です。
またご覧いただければ幸いです。
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