ライブスブログ

2019.02.16

人工ダイヤモンドと天然ダイヤモンド　～その1～

未来世紀ジパング・・・見ました？

ども、こんばんはichiです。

今週、テレビ東京の「未来世紀ジパング」で取り上げらた「人工ダイヤモンド」
通称「ラボグロウンダイヤモンド」に関して、最近問い合わせが多く

ライブスというよりは、私の個人的な意見が主体ではありますが
一人のジュエリークラフトマンとしての意見としてお読みください。

「ラボグロウンダイヤモンド（人工ダイヤモンド）」とは？

「天然のダイヤモンド」ではなく、「人工的に作られたダイヤモンド」のことで
天然ダイヤモンドの産出による自然環境への影響や
紛争ダイヤ（コンフリクトダイヤモンド）等の心配がないダイヤモンドとして
現在注目を集めています。

もちろん、天然ダイヤモンドに比べて低価格である事も注目の一つです。

天然ダイヤモンドとの大きな違いは

「天然」か「人工」かという点のみと言えます。

これは主成分がダイヤモンドとは違う「キュービックジルコニア」や
硬度や輝き（屈折率）がダイヤモンドと近い「人工モアッサナイト」といった
人工の類似石とは明らかに違い
成分を炭素とし、硬度や屈折率等がダイヤモンドとほぼ同じ、という点からも

「ラボグロウンダイヤモンド」を　ニセモノ　とは言えないでしょう。

この「ニセモノではない」という事実が
市場における「天然」に対して「人工」のメリットであり
同時にデメリットであると考えます。

メリットとしては・・・

・生産から加工までの追跡が容易なので、紛争ダイヤの混入が難しい

・不純物がない為、４Cの中で「クラリティ（透明度）」が高水準

・天然ダイヤモンドに比べて低価格

この３つの点において、人工ダイヤは天然ダイヤより優れていると言えます。

よく「持続可能な生産性」もメリットに挙げられますが
これに関しては、誰もが気軽に手に入れる事が出来るようになれば
もはや、その辺の石と変わらない・・・と個人的に考えます。
極論ですけどね笑

では、デメリットとは？

＊インターネット放送の「ビジネスオンデマント」や「TVer（２月２０日まで）」等で現在放送を見る事が出来ます。

よければ御覧頂いて、それぞれの解釈のもと読んでいただければ幸いです。

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