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誕生石ジュエリーのデザイン例 -10月の誕生石 オパール,トルマリン編-
気付けば10月も後半に入りました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
日中はまだ気温が30度近い日も少なくなく寒暖差で体調を崩さないか心配です。
さて、10月に入ってやっと1本目のブログです。
1本目はやはり10月の誕生石であるトルマリンを使ったジュエリーをご紹介していこうと思います。
トルマリンは色味が多岐にわたります。
グリーン、ピンク、ブラック、イエローなどいくつも色があって
複数色を持つバイカラートルマリンなんかもありますよね。
その中でもグリーンとピンクの組み合わせのものはウォーターメロントルマリンと呼ばれていることも有名ですね。
色の濃さやインクルージョンの違いで全く違った印象を受けるのが天然石の面白さだと思っていますが、
同じ石でここまで様々な色味が存在するトルマリンはとても不思議で面白い天然石ですよね。
さて、今回はそんなトルマリンを使ったリング、ピアス、ペンダントのご紹介です!
ピンクトルマリンとダイヤモンドを使ったK18YGリング
こちらはお持ち込みいただいた2本のリングからトルマリンとダイヤモンドを外し、
一つのリングに贅沢にあしらったものとなります。
当店のコレクションでいうところのポンテとプリメイロを融合させたようなリングとなっております。
中石のダイヤモンドはドーナツ型の石座にすることでキューレットが飛び出し、
横からの景色も楽しむことができます。
また、トルマリンの石座は爪の数を多く設定することによってカジュアルな印象を与えてくれますが
アーム部分にメレダイヤモンドを埋め込むことによってカジュアルになりすぎないず、
全体的にデザイン性が増し様々なシーンで着用することが可能となります。
パライバトルマリンを使ったPT900ペンダントトップ
かなり大粒のパライバトルマリンをお持ち込みいただき、ペンダントトップを製作いたしました。
お客様がご自身でミネラルショーに赴きご購入されたそうです。
ミネラルショーに行かれた経験のある方はわかっていただけると思いますが、
沢山出店しているお店の中で探していたものを見つけた感動は何物にも代えがたいものがありますよね。
少し予算オーバーしていても天然石は出会いだからと言ってついつい財布のひもが緩くなることもしばしば
話は少しそれましたが、こちらの綺麗なパライバを邪魔しないようにシンプルな石座で
きらめきのあるポリッシュ仕上げではなくあえてマット調にすることによって
主張しすぎない美しさのバランスがうまく取れたアイテムかと存じます。
色合わせが大変なパライバのPT900ピアス
パライバトルマリンはトルマリンの中でも希少性が高いものとなっています。
ブラジルのパライバ州で算出されたものしかパライバトルマリンとして扱うことができず、
アフリカなどでとられたものはパライバカラーのトルマリンとして取り扱われております。
そんな希少価値の高いパライバですがその中でもネオンブルーやネオングリーンといったいろいろな色に分かれ
インクルージョンも多く同じような色味でも違って見える事が多々あります。
そのためピアスのようなペアのアイテムを作るために同じ色味、大きさのパライバを見つけることはかなり難しいと思います。
さらにこちらのピアスはもともとお客様がお持ちでいらっしゃったペンダントのパライバに合わせて
製作したものになります。
そもそも色合わせが難しいパライバを3石もそろえるのはとても長い道のりになりそうだなと感じていましたが
ご相談いただいてから1週間以内に開催されたミネラルショーでペンダントとかなり近い色味のパライバトルマリンを
ご購入できたそうです。まさに運命ですよね。
いかがでしたでしょうか。
お手持ちのジュエリーのリフォームやオーダーメイドのご相談は随時承っておりますので
お気軽にお問い合わせくださいませ。
当店では、お客様お一人お一人の想いに寄り添い、世界にたった一つのジュエリーを作り上げています。店内では職人が実際に作業を行っており、修理やメンテナンスも承っております。大切な方への贈り物や、自分へのご褒美として、オーダーメイドジュエリーを検討されてみてはいかがでしょうか。
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