ライブスブログ

アジアン系アクセサリーでたまに来るもの

こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。

本日は修理のご紹介です。

今回はシルバーバングルの折れを修理します。

バングルの着脱の際にお客様のサイズよりかなり大きく、
装着するたびに曲げ伸ばしをされていたようです。

今回は変形が起こった上に、製品の芯部分がパイプであったため、
強度不足により折れてしまいました。
シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、ビフォー

今回は折れた部分の真ん中の2箇所と両サイドの亀裂を、強度をつけつつ直し、
お客様のサイズに合わせていきます。

シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、ビフォー
シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、ビフォー
真ん中の亀裂2箇所はパイプ部分に銀製の芯材を作って、強度を確保します。
なかに通すのでオモテ面からは見えません。

シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、溶接
芯材を入れた状態です。
ここから変形を直して、芯材が見えないようにします。
合わせができたらここから溶接していきます。

シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、溶接2
シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、溶接2
合わせがしっかり出来たことを確認できたので、溶接加工を行います。
下の画像が溶接直後の状態です。
これからサイズ直し作業を行います。

シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、サイズ合わせ
お客様のサイズ見本に合わせて形を整えたあと、
バングルの下の部分を切って長さを調整します。

シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、サイズ合わせ
バングルの両端に銀のパーツがついていたので、
切った余材から外して、バングルに付けて元どうりに戻します。

シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、サイズ合わせ
シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、サイズ合わせ

溶接ができましたのでここから いぶし仕上げと磨き仕上げをして完成です。
シルバーバングル、インディアンジュエリー、アジアンアクセサリー、修理、変形、サイズ合わせ
最終の磨き仕上げを行い、完成しました。

またご覧いただければ幸いです。

 

ブログTOPへ

total jewelry shop LiVES

 

〒 556-0016

大阪府大阪市浪速区元町1-2-25 A.I.Rビル2F‐C

TEL/FAX:06-6167-7107 E-mail:lives@ninus.ocn.ne.jp

 

関連記事