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どうしても直して欲しい思い出の品

こんにちは 宝飾加工担当の佐藤です。

本日も修理のご紹介です。

今回はシルバーのロケットペンダントの修理の紹介です。
長年使っている間に開閉部分が磨り減って 閉まらなくなってしまっています。
あわせて閉じるときに 開かないようにするフックが歪んでしまっていて
つけると蓋がパカパカ空いてしまい使えない状態でした。
シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 加工前シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 加工前
こちらがお持ち込み時の状態です。

中央部分の蝶番(ちょうつがい)の部分がすりへり、隙間が空いていて がたがた揺れています。
これが蓋の締まらない大きな原因になってしまっています。

今回はこの蝶番の交換と全体のくすみ・傷を修繕します。
シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作
まずは蝶番を取り去り、新しいパーツを制作します。

シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作
上蓋 下蓋のお両方の隙間が内容にピタリとハマるように 計測しながら 溶接します。
ここの製作が緩いと、使っているうちに またすぐフタの開閉が緩んでしまいます。
蓋物の修理・制作では1番気をつけないといけない加工です。

シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作 カシメ

ここから蝶番に芯となる銀線をかしめて仕上げに入ります。

シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作 カシメ

開閉をしながら、爪の引っ掛かりが効くように調整します。
[パチッ]と音がして、指の爪で開けられるようになったら、
開閉の確認は終了です。
シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作 カシメシルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作 カシメ

続いて、最終の磨き仕上げといぶし加工を行い、完成です。

シルバーアクセサリー シルバーペンダント ジュエリー修理 ロケットペンダント 蝶番製作 カシメ

よそで断られたお修理も取り組んでおりますので、お気軽にご相談ください。

またご覧いただければ幸いです。


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