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コンフリクト・フリー ダイヤってなに?

「コンフリクト」とは「紛争」

改めて「ブラッド・ダイヤモンド」を見てみようと思うichiです。

最近・・・というか2007年に公開された、レオナルド・ディカプリオ主演の
「ブラッド・ダイヤモンド」という映画が上映されてからですかね。

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↑ジュエリーが好きなら一度は見るべき映画です。

この映画が上映されるまで
日本で「コンフリクト・フリー」や「紛争ダイヤ」といった言葉は
あまり聞く事がありませんでした。

実際、この映画が上映された頃、私はまだ、宝飾関係の専門学校に通っていたころで
宝石学の勉強していた時、講師にオススメされた映画です。

「紛争ダイヤ」もしくは「ブラッド・ダイヤモンド」というのは
反政府組織への資金供給の為に、違法で採掘・取引がされたダイヤモンドの事です。

対して「コンフリクト・フリー ダイヤモンド」は
そういった紛争地域や反政府組織からの違法な取引が行われていないダイヤモンドの事です。

ただ、「紛争ダイヤ」の摘発はかなり難しいのが現状です。
それは、ダイヤモンドの流通までのプロセスに関係しています。

ダイヤモンドがどうやって流通するのか
先ずは、原石が鉱山から採掘されます。

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↑ ダイヤモンドの原石(正8面体)

鉱山から採掘されたダイヤモンドは
まだ、宝飾品として使用できる状態でないダイヤモンドが殆どです。
多くの方がイメージする「ブリリアントカット」では、もちろんありません。

ここで、現地で個人のバイヤーがまず買い付ける・・・というのは、実はちょっと違います。

正確には昔は違った、というべきですね。
かつて、ダイヤモンドは一つの企業がほぼ100%の流通を取り仕切っていました。
現在は大小の企業がダイヤモンドの流通を行っています。

消費者までの流れは・・・
「鉱山から採掘」

「原石の取引」

「原石の研磨(カット)」

「カットしたダイヤモンドを取引」

「卸業者へ販売」

「消費者」

・・・といった細かいプロセスがあります。

ちなみに、全部の過程で別々の企業・・・なんて事も良くあります。
どの過程でも「紛争ダイヤ」が紛れ込むと、その判別は難しいでしょう。

じゃぁ、どうすればリスクを減らせるのか?

長くなったので、続きは次回で

URL:「コンフリクト・フリー ダイヤってなに?」その2

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